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福岡県で外断熱の注文住宅を建てるならおすすめの住宅メーカー5社をご紹介!

更新日:4月 19, 2022


福岡県で外断熱の注文住宅を建てるならおすすめの住宅メーカー5社をご紹介

新型コロナウイルスの影響で自由に外出ができず、家や屋内で過ごす時間が増えたことで家や屋内で快適に過ごすことにニーズが生まれてきています。

特に昨今の災害が多いことから家の性能にこだわる人も多くなってきていて、快適な住まいの目安として断熱性能は必須となってきております。

目次
1、断熱性能とは?
2、内断熱・外断熱の違いは?メリット・デメリットは?
3、福岡県で注文住宅を建てるときの事前準備や確認しておくこと
4、福岡県で外断熱の注文住宅を建てるならおすすめの注文住宅メーカー5社
5、福岡県で外断熱の注文住宅を建てるならまとめ



断熱性能とは?

建物の断熱とは室内側と室外側の熱の移動を遮断することで外気温が室内に伝わりにくくすることを指します。その外気温を室内に伝わりにくくする建築用の素材を断熱材と言います。要するに家を断熱材で包むことによって夏も冬も快適に過ごすことができ「夏涼しく、冬暖かい」家を実現することができる基準となります。

また、断熱工事は施工後見えなくなるため材料や施工のコストを削られやすい箇所でもあります。 断熱性能が不十分だと冷暖房効率が下がるだけでなく、建物内外の温度差から発生する結露が発生することで家が傷む原因ともなり得ます。



内断熱・外断熱の違いは?

断熱の中でも内断熱と外断熱があり、内断熱と外断熱の大きな違いは、断熱材を入れる場所です。内断熱は柱と柱に挟まれている部分に断熱材を施工しますが、外断熱は建物の内側に断熱材を施工するのが大きな違いです。ただし、内断熱は種類が多く安価なものや断熱効果が高いものが揃っていますが、外断熱は使用できる断熱材が一部に限られます。



内断熱のメリット・デメリット

【メリット】

・工事費用が比較的安く済む

一般的に多い断熱方法であるため工事費用も抑えられ、多くの施工会社で技術面が確立されているため汎用性が高いです。

・電気代を節約できる

短時間のエアコンでも適温に保てるので、結果的に電気代の節約にもつながります。

・家のデザイン性が損なわれない

前述した通り柱と柱に挟まれている部分に断熱材を施工することから外壁に影響が出づらいのでこだわった外観のデザインも可能となります。

【デメリット】

・結露が起きやすい

比較的気密性が低いので、家の寿命を縮めてしまう結露が発生しやすいのが難点です。特に鉄筋コンクリート造の家ではその傾向が強くなります。

・熱損失が生じる

内側で熱が遮断され断熱材のない隙間があるため、熱損失が生じてしまいます。



外断熱のメリット・デメリット

【メリット】

・気密性が高い

家全体を断熱材で包み込んでいるので気密性が高いことが特徴です。外気で室内が冷やされにくいことから冬でも室内は比較的暖かく、暖房は控えめでも快適に過ごせます。

・結露の発生を抑制でき家が長持ちする

冬でも結露が発生しにくくなり家が長持ちするというメリットもあります。結露が発生しにくいことにより、カビや錆びによる家の劣化を抑えられます。

【デメリット】

・工事費用が比較的高い

高気密で省エネの一方で比較的施工できる業者が少なく、高額になりがちです。

・デザイン性などに制限が生まれる

外壁が厚くなるため、デザインにこだわった複雑な間取りの家には向かないと言われています。敷地や間取りに断熱材を設置するスペースが必要となるので狭小住宅にもあまり向かないと言われています。

【内断熱と外断熱の比較】

部材の断熱性能は「U値」で比較しましょう。熱貫流率を表す単位U値(ゆーち)と言われ、数値が小さいほうが熱が逃げにくい=断熱性能が高い部材になります。
家全体の断熱性能は「UA値」で単位で表します。外皮平均熱貫流率を表すUA値(ゆーえーち)と言われ、数値が小さいほど熱が外に逃げにくい=断熱性能が高くなります。
部材はU値、家全体はUA値で断熱性能を比較してみましょう。

また、断熱の観点で数十年住む家の暮らしを快適に過ごせる方は内断熱と外断熱はどちらでしょうか。外断熱は高額になりがちでデザインなどに一部制限がありますが、結露しにくく家の劣化を防ぐことができるメリットもあります。家の暮らしを長期的に見た時に希望条件に合う方をメリット・デメリットの両面を理解した上で選択するべきだと言えます。



福岡県で注文住宅を建てるときに事前の準備や確認しておくこと

福岡県で注文住宅を建てるときにかかる費用の目安として参考になるのが、住宅金融支援機構のフラット35の利用者調査データで2019年の調査によると、地域別都道府県別主要指標の土地代を含まない建設費の全国平均は約3,452万円でした。内訳としては主体工事費、主体工事に付随する電気、給排水、ガス設備、太陽熱温水器の各工事費、 設計費、工事監理費、除却工事費、屋外附帯工事費、その他必要な費用が含まれます。

注文住宅を建てる人はその他にも下記のようなデータとなっています。
・建設費 約3,452万円
・平均年齢 43.3歳
・家族数 3.7人
・世帯の年収 約598万円
・1ヶ月あたり予定返済額 約9.3万円

では、福岡県で注文住宅を建てる人はというと
・建設費 約3,468万円
・平均年齢 43.4歳
・家族数 4人
・世帯の年収 約584万円
・1ヶ月あたり予定返済額 約9.5万円

となっています。都道府県によっては建設費や家族数、世帯年収、予定返済額の相場が異なるようです。注文住宅の相場について理解するために、家を建てるためにどのくらいの費用(建物本体価格、土地代など)がかかるのか、資金計画書や見積書でよく目にする「坪単価」がどういうものかを正しく理解し知っておくことが必要です。

出典:住宅金融支援機フラット35利用者調査2019年度集計表



事前の準備や確認しておくこと

相場や平均値が分かったところで福岡県で注文住宅を建てる上で下記の点は注意しておきましょう。

・福岡県の坪単価の相場について

住宅金融支援機フラット35利用者調査2019年度集計表では、福岡県では約38坪が住宅面積の平均値となるため福岡県の建設費約3,468万円で計算すると坪単価は約91万円となります。坪単価を元に予算や建築する広さを自分たちの条件に沿って決めていきましょう。

・建築する建物の広さについて

建築する建物の広さにおいて延床面積や施工面積という言葉が注文住宅では当たり前のように使われていますが、住宅メーカーによって費用の発生の仕方が異なりますので注意しましょう。

-延床面積:建物の床面積を合計した面積(2階建ての場合1階と2階の全てを合算した面積)
-施工面積:建築工事費がかかる面積を指しますので、玄関やロフト、バルコニーなどもすべて含まれた実際に施工した面積

一般的には、延床面積<施工面積という形になることが多いです。
ここで先ほどの坪単価の算出法が異なる場合が出てきます。先ほどは建物金額と平均坪数でシンプルに計算しましたが、延床面積で割り出す場合と施工面積で割りだす場合では坪単価も差異が出てくるため住宅メーカーの算出法を事前に確認する必要があります。

・建物本体価格について

まず最初にお伝えしたいのは住宅メーカーによって資金計画書や見積書の金額内訳基準はバラバラだということです。
住宅メーカーによっては、表面的に安く見せているだけで契約前後に後で含まれていなかった項目が発覚し金額追加となり、希望条件に合わなくなるケースもありますので注意しておきましょう。特に多いのは「付帯工事費」「諸経費」「税抜税込」の項目表記です。

・付帯工事費

建物本体以外の工事にかかる費用のことで既に建っている建物の解体工事や土地の地盤を調査し、必要に応じて補強するための地盤改良工事、電気・ガス・水道などのインフラとなる引き込み工事、門や塀、側溝、駐車場などの外構工事などが該当します。

・諸経費

家を建てるときに必要な税金や登記する手数料や専門家に依頼する報酬などが該当します。

・税抜税込

事前に計算されている金額は税抜計算か税込計算かも念の為確認しておきましょう。



福岡県で外断熱の注文住宅を建てるならおすすめの注文住宅メーカー5社

福岡県で外断熱の注文住宅を建てられる住宅メーカーを5社紹介します。

・田辺木材ホーム
・悠々ホーム
・智建ホーム
・健康住宅
・福岡工務店



田辺木材ホーム

こだわりの外断熱工法・長期優良住宅の家を豊富な経験と女性目線で幅広いご提案ができる住宅メーカーです。木材店として昭和37年に創業し信頼と実績から家族を守る理想の家づくりをお手伝いします。

また、燃費の良い家の基準となるBELSにて最高水準の証で星5つを獲得しています。

出典:田辺木材ホーム ホームページ



悠々ホーム

ここにしかない質の高い暮らしををコンセプトに全棟で「外断熱工法」を採用し、健康に配慮した家づくりを行なっています。
高気密・高断熱の完全自由設計で自然素材を使用した家づくりができ、長期保証も充実しています。

出典:悠々ホーム ホームページ



智建ホーム

魔法瓶のような断熱性・気密性に優れた省エネルギーの家づくりを行っています。
外気の影響を受け難くするため、「アキレスキューワンボードノンフロン」を採用し、丁寧な施工を行うため九州では唯一の住宅メーカーです。

出典:智建ホーム ホームページ



健康住宅

「夏はヒンヤリ 冬はぽかぽか」が実現する外断熱工法を採用し、健康に配慮した家づくりを行っています。

HEAT20 G2レベルの性能を備える国内屈指の高性能仕様で世界でも認められる最高性能の断熱材ネオマゼウスを使用し温度差の無い理想的な室内環境に保つ温度のバリアフリーを実現している住宅メーカーです。

出典:健康住宅 ホームページ



福岡工務店

国土交通省住宅履歴情報登録機関(株)ホームリサーチより、施工・技術レベル日本一と評価されている全国1位の認定工務店です。
全棟自社施工で基礎や柱や屋根などの構造躯体を断熱材で包み込んだ魔法瓶のような家づくりを行っています。

出典:福岡工務店 ホームページ



福岡県で外断熱の注文住宅を建てるならまとめ

今回は、福岡県で外断熱の注文住宅を建てたい方に注意すべき点やおすすめの住宅メーカーをご紹介しました。
注意点を理解した上で、実際にモデルハウスや完成見学会に足を運んでみるのはいかがでしょうか。



外断熱の注文住宅を検討するおすすめの流れとしては

1、事前に外断熱の情報収集

インスタやSNSなどで情報収集する

2、家族の予算や希望条件を大まかにでも決めておく(間取り、性能、デザインなど)

家づくりの優先順位や聞きたいことをスマホかノートにまとめておく

3、実際にモデルハウスに足を運んでみよう

予算や聞きたいことを聞いたらしっかりメモで残しておいて、担当してくれる営業マンの相性も見ておく

4、家族会議で改めて希望条件を見直そう

モデルハウスで行った中でよかった点をまとめておこう

5、住宅メーカーを比較して決定する



希望条件や優先順位を見直した上で住宅メーカーを比較検討し、それから自分たちの希望条件に沿った家が建てられる住宅メーカーを選びましょう。

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